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萩原聖人のカン忘れと時間制限の問題

Mリーグ

先日萩原聖人プロがカンを忘れたことにより叩かれていました。
それ自体はミスであり、それ以上でもそれ以下でもない話です。
でもこれって麻雀の時間制限に密接に関係あることだよなあと思ったので、書いておこうかと。

まず、このミスは将棋のような時間制限があったら起こり得ないことだと思っています。
普通のゲームだと逆ですが、麻雀においてはリーチというものによりできることにロックがかかります。
持ち時間を使い切ったとしても一手に10秒なりの時間を与えられていれば、その10秒は自由に使える時間ですので、リーチ後に1回1回キチンと卓の上に置き、目視確認を権利としてしっかりすることができます。

しかし麻雀には時間制限がありません。
各人の良心が制限時間といえるでしょう。

だからこそ我々は素早い摸打を心がけます。
リーチ後なら余計です。
我々にはリーチ後に1回1回ちゃんと思案する権利は実質与えられていないのです。

「でもそれを理由にプロがミスすることは許されないだろ」という意見もあると思います。
私は麻雀プロの価値ってそこなんですかね?って思います。

今回のミスはどちらかというと『プロがやってはいけないミス』ではなく『麻雀打ちとしてやったらダサいやつ』だと思います。
こういう部分って最高位戦の見せ牌とかのチョンボの規定と似てて、プロだからミスらないでほしいわけでもないと思うんですよね。
だって先ほどの通り麻雀に対する良心がなければ、逆にミスらない部分なんですもん。

敗着になったことによってこのミスにみんな大騒ぎしていますが、別に現状の麻雀ってそういうもんだしそんな叩かないでも・・・と思った次第でした。

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