前回、早く打つことはゲームの参加者として心がけるべきであるという主旨の記事を書きました。
それを書いた直後に心がけではなくてやらないといけないことなんじゃない?という場面にあたったので、連続してにはなりますが打牌速度について書こうかと。
60分制限
私は焦っていた――。
周りの打牌速度の普通さに――。
なんて小説っぽいことを心に思うほど、心のなかで焦りました。
先日ノーレート麻雀のメッカであるMLスタジアムさんに60分制限が取り入れられてから、初めてフリーを打ちに行きました。
フリーで打つのはイベント以来というと、名前の上に団体名が書いてある方が最近の変更箇所について解説。その中に当然、60分制限になったことが触れられていました。
なんでも話を聞くに60分打ち切りと、60分以降10分100円で打ち切りなしの2種類があるが後者は「かなりお待ちいただくかもしれません」とのこと。
説明時点でその言い方をするということは、実質ほぼ立たないのでしょう。
その希望のお客さんが来たら、常連を誘導してメンバー1人~2人くらいで立つようだったら立てるといった感じかなと。
ですので私も自然に60分制限の卓に入りました。
みんな普通に打ちすぎじゃない!?
MLスタジアムはガチンコで戦いたい人が集まるお店で、マナーにも鬼のように厳しいというイメージでした。
なので60分制限という枠が決められたら、全員のプレー目標として半荘を絶対にやり切ろうという意識があるものだと勝手に思ってました。
そう、勝手にです。
初戦が北家だったからなおさら思ったのかもしれませんが、そんな意識を勝手に持ってる私をよそにみんな普通に打つのです。
そして競技性を重んじるので、少考も当然ちょくちょく入ります。
私としては親が回ってきて連荘できないと厳しいんだから、一刻も早く打ってー!って感じです。
でもそれをすると、MLスタジアムの本来の目的であるMリーグのように一打一打真剣勝負をするということと相反してしまうんですね。
なので私ひとりで全盛期の佐々木寿人ばりの早さで打ったのですが、正直これ自分で言うのもなんですが厄介な客なんですよね。
麻雀ってみんなが1秒で打ってるときは1秒で打って、3秒で打ってるときは3秒で打つのがその卓の持ち時間だと私は思ってるので、みんなが3秒かけてる間に一人ノータイムで打つやつがいるっていうのはボードゲームの参加者として失格です。
んで実際、私の最後の親番が回ってきたのは残り10分のところ。
10000点持ちでオーラスの親番、トップとは30000点差。
これ、連荘してもトップが取れるか非常に微妙ですよね。
タイムアップがきたら次で最後の1局なので、多分打ててあと4局かなってです。
でも実際オーラスって普通のフリーでも時間が一番かけられる局で、競技性が高いとより一層だと思います。
なので実質あと3局という算段でいたほうがよさそう。
っていうことをこの半荘は私だけ考えて親番をやらないといけないんですよね。
逆にいうと、トップはもう少考入れまくったほうが得です。
リーグ戦などだと東家から北家まで1回ずつ座るのでこの部分ってリスクが均等なのですが、フリーだと均等じゃないのですよね。
これってマナーになってもいいのでは
根本的に嫌だったらそのお店で打たなければいいっていうのはまずありきではあるのですが、私が思うのはこのルールだと早打ちがマナーなのでは?ということ。
麻雀店のマナーって基本的にはうるさいです。
牌をカチャカチャしないだとか、牌を落とすボタンは次の親の人が押すだとか、結果に一切関係しないところも店ごとにちゃんと決まっていたりします。
そして実際打ってて絶対そのほうが気持ちよく打てますしね。打つ気マンマンで座ったのに、牌を始終カチャカチャやる人と同卓した日にゃ・・・って感じです。
特にこのMLスタジアムさんは一番と聞き及ぶくらいにはいろいろなマナーや所作に厳格です。
とすると、この60分打ち切りルールで結果に直結するこの部分ってマナー化すべきなのでは?と。
便宜上マナーという言葉を使い続けていますが、必要なことでは?というほうが本来表したい表現としては正確です。
そうすると慣れてない人が・・・という話になりますが、私だって当然ベルバードさんでそんなこという気はありません。
でも競技性で押してるお店だと、それは押し付けじゃないんじゃない?っていう。
だってそもそも、持ち時間がないということと、60分制限と、競技性って3つ揃っちゃうと麻雀だと同居できない相反するものだと思うのです。
全員が気持ちよく、納得して半荘を終えるのに必要なパーツなんじゃないかなあと。
まあでも早く打つのがマナーなんて雀鬼会くらいしか聞かないので、絶対そうはならないのはわかっているのです。
私としてはそもそも60分ルールを公式に作るべきだと思ってはいます。
しかし現状これも現実的ではないですし、お店ももちろん断腸の思いでのルール改変であることは非常にわかるのですが、なかなかこういうお店で打ち切りが一般的になっていくと、個人としてノーレートで打ちにくくなっていきそうだなあと思いました。